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「本当に痩せた」初ラウンド。今ではゴルフが人生の一部に。ぺこぱ・シュウペイさんのゴルフデビューとは
朝日放送テレビ「ぺこぱのまるスポ」（毎月第1日曜午前10時52分放送）でゴルフ企画に挑戦中のお笑い芸人ぺこぱのシュウペイさん。
もともとゴルフのプレー経験はあったそうですが、今年に入ってからめっきりゴルフにハマり「ゴルフの魅力に気づいた」と話します。
ゴルフ場に行ってみたいけど、ちょっとハードルが高い…
と感じているゴルフ初心者の方に、シュウペイさんが伝えたいメッセージとは？
ゴルミーチョ編集部が聞きました。
ゴルフ初心者にとって、最も乗り越えるハードルが高いかもしれない「ラウンドデビュー」。このインタビューシリーズでは、各ジャンルで活躍するゴルフ好きの著名人が自身のゴルフデビューを振り返り、「まだゴルフ場でゴルフをしたことがない」という方に向けて、ラウンドの魅力を語ります。
シュウペイ
お笑いコンビ「ぺこぱ」のメンバー。相方は松陰寺太勇。神奈川県出身。1987年7月16日生まれの36歳。ぺこぱとして、「M-1 グランプリ 2019」ファイナリスト第3位。趣味はサッカー、格闘技観戦、ゴルフ、ツーリングなど。
目次
ぶっつけ本番で挑んだラウンドデビュー。結果は？
――シュウペイさんのゴルフ初ラウンドはいつだったんでしょうか？
今から8～9年前、20代後半のときですね。アルバイト先の友だちとオーナーさんと行ったのが初めてでした。
そのときは栃木のゴルフ場に行きましたね。カート2台の5人でまわって。僕は左打ちなので、ゴルフクラブは知り合いの方に全部借りて行きました。
ただ、もう打ち方も分からないし、そのときはボールをめちゃくちゃ無くしましたね笑
それに7番アイアンをコースの途中で忘れるっていう珍事件もあって、キャディさんにカート乗せてもらって探しに行きました。
――初ラウンドに行くきっかけは何でしたか？
たしかバイト仲間で交流を深める、みたいなことがきっかけでしたね。
なので結構ゴルフ未経験者も多かった記憶があります。
――そのときはゴルフ場デビューする前に、打ちっぱなしなどで事前に練習して？
いえ、もうぶっつけです笑
朝ゴルフ場で少し練習しただけですね。今になるとわかるんですけど、ドライバーは数回しか打たないってわかっているのにドライバーばっかりゴルフ場で練習していました。
そうしたら案の定ラウンド中もグダグダで、ボールは右行ったり左行ったり。その日は本当に痩せましたね…
――初ラウンドのお昼ご飯。何を食べたか覚えていますか？
カツカレーですね！種目は違うんですけど、スノボで雪山行ったときにカツカレーをよく食べていて、ゴルフも自然のなかの広大なコースを回ると汗もかくし、体も動かすし。
そうなると「力がつくもの食べたいな」っていう気持ちで自然と「カツカレーがっつり行きたい！」って思ったんだと思います。
―― スコアはどうでしたか？
160台でしたね…もうボールにクラブを当てるのも大変でした。スイングのフォームもバラバラだったので。
ただ、一緒に行った人のなかにはゴルフをよく知っていてうまい人もいたので、ゴルフ場デビューはしやすかったですね。
――初ラウンドを終えたときの感想は覚えていますか？
楽しかったのは覚えています。
ただ、当時はお金もそうですし、自分だけでゴルフ場に行けるっていう感覚じゃなかったですね。
将来的にゴルフできたらいいなっていう感覚が近いです。なので、今になってこんなにハマるとは思わなかったし、「続けよう！」っていう感覚では当時はまだなかったですね。
それが最近になって周りの友達の会話でゴルフっていうのが増えてきて、「じゃあ本格的に始めてみよう」と。
今年に入ってゴルフを再開。「行き帰りの車だけでも楽しい！」
――今年に入ってゴルフにハマっているそうですね。
より趣味を充実させたいということと、お笑いのお仕事をさせてもらうようになって、「芸能人になったらやっぱゴルフだろ」みたいな思いもあって。
それでエンジョイゴルフをしようと思ったときに、フリーアナウンサーの青木源太さんが一緒にゴルフ行こうと声を掛けてくれて。そこから頻繁に行くようになりましたね。
なのでゴルフ1年目、お笑い15年目みたいな感じです。
ゴルフを通じて初めての方にお会いするときに、お笑い関係ない方でもゴルフをきっかけに会話が生まれたりとか、ゴルフをきっかけに仲良くなったりしますね。
――今年ゴルフを再開するとき、打ちっぱなしには行かれたんですか？
今年再開するときはめちゃくちゃ行きました！
お笑いの後輩と一緒に行って、自分のスイングを撮ってもらいながらやりましたね。
SNSにも何十球も打って1番当たりがよかったのを投稿しました笑
でも我流でフォームもわからないままやっていたので苦労しましたね。
――1カ月のうちにゴルフはどれくらい？
1カ月のうち1～2回ですね。ゴルフの打ちっぱなしに行くこともあれば、コースをラウンドすることもあれば。
朝イチで行って夕方から仕事ある時もありますし、1日お休みの日であれば「やっとゴルフ行ける！」みたいな気分で行くこともあります。
最近はなかなか打ちっぱなしに行けていないですけど、ふとした瞬間にスイングの練習だったりとか、ゴルフのスイングのように体を動かしたりとか。
あとゴルフの動画を見て、その内容を頭に入れながら身体で意識してスイングしてみるという感じでゴルフの練習をするように意識しています。
――ゴルフと仕事、バランスは？
もちろん仕事の疲れはありますが、「休みの日にゴルフに行く！」っていう目標があると、「じゃあ仕事もより頑張ろう！」みたいな気持ちになれますね。
ゴルフが先ということではないんですけど、目標があるのでお笑いの仕事も頑張れるという気持ちですね。
お笑いの仕事をまず頑張らないとゴルフも楽しめないのかなと思います。
――今実際にゴルフをしていて楽しいと感じるときはどんなときでしょうか？
失敗することが多くてそのときは落ち込むんですけど、何度もやっているとたまに良い当たりが出るんです。
そのときに「楽しい！」って感じて、失敗での落ち込みが全部吹き飛びますね。
スコアが悪くても、帰りの車の中でもう「早くゴルフしたくない？」っていう話をしますね笑
僕の友達は帰る途中のゴルフ熱が覚めないうちに打ちっぱなしで練習したそうです。
それくらい盛り上がる。「また行こうね」っていうまた次の約束もできるし、友人との会話も楽しめるのもゴルフの魅力だと思いますね。
行き帰りの車だけでめちゃくちゃ楽しいです。
行きの車内は「今日はこれぐらいの感じでやろうね」って目標立てて、帰りの車内はスコアがダメでも良くても「またすぐ行こうね」っていう話になる。
苦じゃないスポーツ、趣味のスポーツがゴルフになってますね。
――お話を伺っているとゴルフが人生の一部のように…
本当にそうで、今人生の一部になってますね笑
僕はサッカーをずっとやってましたけど、年齢を重ねるとやっぱり限界があるんです。
でもゴルフの場合、ラウンドに出た時に自分の年齢よりも何十個上の人がプレーしているのを見ると、「健康的なスポーツだな」と感じますし、「より長く楽しめるスポーツだな」と思えるので、将来がより楽しく、未来が明るくなる感じがしますね。
ラウンドデビューのハードル、どう乗り越えた？
――最初にゴルフを始めるときは、道具だったり移動手段だったり、色々とハードルがあると思います。
僕自身は車は持っていないんですけど、仲良くなると一緒に車に乗せてもらえることもあるので、ありがたいなと思いますね。
ラウンドに関して言えば、上手下手というより、とりあえず「楽しんでやろう」というところからスタートなので、朝イチのティーショットは全然うまくいかないですよ。
それこそラウンドに出てその緊張感を取り除こうと思っているので場数が必要だなって割り切っていますね。
あと自分がスポーツをやっていたときの感覚を研ぎ澄ませて「なんとなくこうかな？」という感じで探っている状況です。
それが今の「ゴルフを上達しよう」というエネルギーになっていますね。
――今年ゴルフを再開したときのクラブセットはどうやって準備したんでしょうか？
ゴルフクラブはショップに買いに行ったときに専門の方に相談しながら試打しながら決めました。
ゴルフが面白いのは、「ボールをすぐカップに近づけよう」「力づくで行こう」だけだとうまくいかないところですよね。
ゴルフクラブ、道具を上手く大事に使いながらやるのがゴルフの楽しさで、だからこそ深いですね。
クラブの本数もたくさんあって、実際ほとんど使わないものも正直あるんですけど、本当は全部使うんですよね。そのとき、その場面に合わせたクラブがあって。
なので、これからは道具を活かしたいなっていう思いはありますね。
――ゴルフウェアはどうですか？
最近は自分の私服を買うよりも、ネットで常にゴルフウェアを見たり、サンバイザーみたり、パンツ見たりとかしてますね。
一つのブランドにこだわっているわけじゃないんですけど、シーズンに合ったものや自分が持っていない色を探しちゃいます。
元々ファッションが好きなので、見た目もカッコ良くやりたいですよね笑
ゴルフは地味な感じのイメージもあるかもしれないんですけど、最近おしゃれなものが増えてますよね。
――これまで思い出に残っているゴルフ場はありますか？
グリーンオンした先の景色がすごい良かったゴルフ場ですね。
グリーンの先に富士山が見えるんですよ。「みんなで気持ちよく決めて富士山見よう」ってなりましたね。
まずワンスイング！「ゴルフ始めるのはプラスしかない」
――ゴルフラウンドにまだ行ったことない方にメッセージをお願いします。
たぶんみなさん、「まだ下手だから」「もうちょっと練習したら」という感じで一歩踏み出せないのかなと思うんですけど、まずはもうやってみるのがいいと思います。
本当に最初のハードルは「ゴルフ場に行くまで」なんですよね。
ゴルフ始めるのって、より今後の人生が楽しくなる扉だと思いますね。
なのでゴルフを始めるのはプラスしかないかなと。
――人生の扉というのは、ゴルフをやることで交友関係が広がるイメージでしょうか？
もちろん交友関係も広がりますし、よりゴルフの魅力にもハマると思います。
長くできるスポーツでもありますし、やっぱり人生が楽しくなると思いますね。
なので、まずはワンスイングしてみてほしいです。
スイングしたらゴルフスタートだと思うので、思い切ってやってみる。まずはワンスイング！このワンスイングですべてスタートすると思います。ようこそゴルフの世界へ！
