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ゴルフをする際には、日差しや紫外線から肌を保護することが重要です。長時間のプレーでは、日焼け止めは欠かせません。しかし、日焼け止めにはさまざまな製品や種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで、年間100ラウンド以上プレーする筆者が、実際に試してみていいと感じた日焼け止めを10種類ご紹介します!
SPFやPA指数、さらには塗りやすさなどの視点からおすすめポイントを解説しています。
その他、日焼け止めの選び方や効果的な塗り方のアドバイスも掲載していますので、ぜひゴルフを楽しむ際の肌のケアに役立ててみてください!
目次
日焼け止めの選び方のポイントを解説!指標やタイプを理解しよう
日焼け止めにはSPFやPAなどの指標、そして様々なタイプが存在します。
これらの指標やタイプを知ることで、自分の肌のニーズに合った日焼け止め製品を選ぶことができると思います。自分の肌に合ったタイプを選ぶことで、日焼け対策をしましょう。
日焼け止めの2つの指標〜「SPF」と「PA」とは?
日焼け止めには「SPF」と「PA」の2つの指標があります。
- SPF:紫外線B波(UV-B)からの肌の保護効果を示す指標。「SPF50+」が最大値。ゴルフで使用する場合は、SPF30以上が判断基準。
- PA :紫外線A波(UV-A)からの保護効果を示す指標。「PA++++」が最大値。
※ご自身の肌との相性なども考慮して、最適な日焼け止めを選んでください。
どちらの値も高ければ高いほど、日焼けや紫外線の防止効果が高くなると言われています。
ただし、紫外線防止効果だけでなく、自分の肌に合った製品を選ぶことも大切です。肌質や取れにくさ、使用シーンによって合う日焼け止めは異なるため、製品の特徴や成分も確認しましょう。
次の章では、「SPF」と「PA」について詳しく解説していきます。
自分に合った日焼け止めを選び、快適なゴルフプレーを楽しみましょう!
SPFは数値が高い方が防止効果が高い
SPFは「Sun Protection Factor」の略で、日焼け止め製品の効果を示す数値です。紫外線の1種「UV-B」から肌を守る効果を表し、数値が高いほど日焼けの防止効果が高いことを意味します。
SPFの数値は、50までの数値であらわされ、50以上の場合には「SPF50+」と記載されます。
SPFの選び方は、肌の日焼けしやすさや日光に当たる時間、紫外線量などを考慮しなければいけません。
日本化粧品工業会によれば、日常生活ではSPF15から30程度が適切とのことです。
ゴルフを含め、長時間外にいる場合や強い紫外線がある環境では、SPF30以上を選ぶことがおすすめです。
SPFは、日焼けを予防し、肌を紫外線から守るために重要な指標です。自身の肌タイプや状況に合わせて適切なSPFの日焼け止めを選びましょう。(参考:日本化粧品工業会HP「気になる紫外線用語CHECK!」より)
PAは「+」が多いほど効果が高い
PAは「Protection Grade of UVA」の略で、日焼け止め製品のUV-A(紫外線A波)防御の効果を示す指標です。
日本化粧品工業会によると、UV-Aは、肌の奥深くまで浸透し、日焼けの原因だけでなく、シミやシワ、肌老化の原因となる可能性があります。そのため、PA指数でUVA防御の強さを確認することが重要です。
PAの指数は、PA+、PA++、PA+++、PA++++の4段階で表されます。PA+が最も低い保護力で、PA++++が最も高い保護力を示します。PA++++の日焼け止めは、より広範なUVA防御効果を持ち、長時間の外出や紫外線量の濃い環境での使用に適しています。
日焼け止めを選ぶ際には、SPF(紫外線B波)だけでなく、PA指数も確認することが大切です。両方の指数が高い日焼け止めを選ぶことで、肌を紫外線から総合的に保護できます。
SPFと重ねてPA指数を確認しながら、肌に合った日焼け止めを選び、日頃から紫外線対策を心掛けましょう。
(参考:日本化粧品工業会HP「紫外線の肌への影響」)
注意!数値だけにこだわらず、自分の肌にあった商品を選ぼう。
日焼け止めを選ぶ際には、SPFやPAの数値だけにこだわるだけでなく、自分の肌に合った日焼け止めを選ぶことが大切です。
たとえば、乾燥肌の場合は、保湿成分の入った日焼け止めが適していると思われますし、脂っこい肌の場合は、さらっとした日焼け止めが使いやすそうですよね。
指標だけを重視して選ぶと、肌に負担をかけてしまうことにもなりかねません。
日焼け止めの使用感や効果を実際に試してみることもおすすめです!サンプルを試してみるか、友人のおすすめを聞いてみるなどして、自分の肌に合うかどうか調べてみましょう。
筆者がオススメしたい日焼け止めもいくつか紹介しているので、それも是非参考にしてみてください!
日焼け止めのタイプ別の特徴を解説
クリーム、ミルク、ジェル、ローション、スプレー、パウダー、スティック…どれを選ぶべきか?
日焼け止めにはさまざまな種類がありますが、それぞれ特徴があり、使い分けることで効果的に日焼けを防止できます。
1.クリーム・ミルクタイプ
これらのタイプは保湿成分が多く含まれており、乾燥が気になる人や、腕や足など体の大きな部位に適しています。大容量でリーズナブルな物が多いため、普段の日焼け対策に最適です。
2.ジェルタイプ
ジェルはさっぱりしたテクスチャーで、脂性肌やベタつきを感じたくない方に適しています。さらっとした使用感があり、スポーツやアウトドアでの使用に向いています。
3.ローションタイプ
ローションは軽いテクスチャーで、肌へのなじみが良いため、顔や首などのデリケートな部位に適しています。日常使いに適したタイプであり、メイクの下地としても利用できます。
4.スプレータイプ
スプレーは使いやすく均一な霧状になるため、全身に効果的に塗ることができます。特に広い範囲をカバーしたい場合や、外出先での簡単な塗り直しに便利です。
5.パウダータイプ
パウダーは肌の上に軽くのせるだけで、さらっとした仕上がりを実現します。メイク直しや日常使いに最適で、ファンデーションや化粧品の上から使用することもできます。
6.スティックタイプ
スティックは手軽に使えるタイプで、顔や口周りなどの細かな部分に塗布しやすいです。また、持ち運びにも便利で、外出先やスポーツ時の塗り直しに適しています。
「ウォータープルーフ」の日焼け止めは、ゴルフ中の塗り直し回数が減るのでラク!
ウォータープルーフの日焼け止めは、水や汗に強い特徴があります。
長時間屋外を歩き回るゴルフでは、汗をかくことも多いので普通の日焼け止めだと流れ落ちてしまうことがあります。
ウォータープルーフの日焼け止めは汗などで流れにくいため、重ね塗りする必要が少ないので、塗り直すのが面倒な方はぜひ活用を検討してみてください。
おすすめ日焼け止め10選!年間100ラウンドプレーする筆者が紹介
ここからは、年間100ラウンドする現役ゴルフ部の筆者が実際使ってみて本当に良かった日焼け止めをテンション高めに紹介します。
乾燥肌向けの商品から脂性肌向けの商品まで幅広く紹介しているので、日焼け止めを購入される際の参考にしてみてください!
①カネボウ化粧品/アリィー クロノビューティ ミルクUV EX
商品名 |
アリィー クロノビューティ ミルクUV EX |
ブランド名 |
カネボウ化粧品 |
SPF |
50 |
PA |
++++ |
容量 |
60ml |
参考価格 |
2182円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
絶対焼けない!でお馴染みのアリィーのミルクタイプの日焼け止め、もう間違いないです。
ミルクタイプの日焼け止めは汗をかくと白浮きするイメージがありますが、こちらの商品は白浮きせず、伸びもいいのでメイク下地としても使用できます。
②オルビス/リンクルブライトUVプロテクター
商品名 |
リンクルブライトUVプロテクター |
ブランド名 |
オルビス |
SPF |
50 |
PA |
++++ |
容量 |
50g |
参考価格 |
4235円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
こちらのジェルタイプの日焼け止め、少々お値段はお高めなのですが水を塗っているかのような肌触りです。日焼け止め特有の油っぽい感じが一切ありません。
そしてなんと、日焼けを予防するだけでなく美白成分によってお肌にまで優しく、さらにシワ改善効果まであるそうです!
筆者はこの日焼け止めのお陰でこの夏越えられました。3本買いました。本当におすすめの商品です。
③キュレル/UVカット デイバリアUVローション
商品名 |
UVカット デイバリアUVローション |
ブランド名 |
キュレル |
SPF |
50+ |
PA |
+++ |
容量 |
60g |
参考価格 |
1650円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
こちらはローションタイプの日焼け止めで、日焼け止め特有のちょっと嫌なあの匂いがないのがポイントです。
保湿感がありしっとりとしたお肌に仕上がり、なおかつSPF50+なのでしっかりとお肌を守ってくれます。乾燥肌の方にオススメです。
ただ、少し白浮きしやすいので顔に塗る時は少量ずつ塗り広げていくことをおすすめします。
④ビオレ/ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト
商品名 |
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクターミスト |
ブランド名 |
ビオレ |
SPF |
50 |
PA |
++++ |
容量 |
60ml |
参考価格 |
918円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
スプレータイプの日焼け止め界の革命児です。
ガスが出ないので気温が高いゴルフ場でも安心。車の中に置きっぱなしでも大丈夫。
手を汚さずに塗り直しできて60mlで1000円以下の良すぎるコスパ。
全員キャディバッグに入れておいたほうがいいです。
⑤イハダ/薬用フェイスプロテクトパウダー ミルクUV EX
商品名 |
薬用フェイスプロテクトパウダー |
ブランド名 |
イハダ |
SPF |
40 |
PA |
++++ |
容量 |
9g |
参考価格 |
1980円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
こちらのパウダー、顔に日焼け止めを塗った上から叩くことで紫外線ダブルカット最強肌になれちゃいます!
さらに紫外線だけでなくブルーライト・PM2.5など、肌あれの原因からお肌を守ってくれるとのことです。
アレルギーテスト済とのことなので、お肌が弱い人は検討してみてはいかがでしょう。
⑥アピュー/ ジューシーパン UVスティック
商品名 |
ジューシーパン UVスティック |
ブランド名 |
ミシャ/アピュー(A’pieu) |
SPF |
50+ |
PA |
++++ |
容量 |
15g |
参考価格 |
1650円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
ベタつきやすいスティックタイプの日焼け止めで1番ベタつかないと思います!塗った瞬間は保湿感があるのに少しするとサラサラになります。すごい。
匂いが4種類あるのですが、パインアメは結構甘めな匂いがするみたいなので匂いに敏感な人は注意が必要です。ちなみに私はりんごの香りを使っています。
⑦TIRTIR/MASK FIT TONE UP CREAM(マスクフィットトーンアップクリーム)
商品名 |
MASK FIT TONE UP CREAM(マスクフィットトーンアップクリーム) |
ブランド名 |
TIRTIR |
SPF |
50+ |
PA |
++++ |
容量 |
50ml |
参考価格 |
2420円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
夏のラウンドのベースメイクって難しいですよね。日焼予防は必須だしカバー力も捨てきれないし、かと言ってヨレるのは絶対に嫌だし…そんな方におすすめなのがこちらの下地です!
カバー力があるのでこれを塗るだけでベースメイク完成します!ファンデいらず!
しかも汗だくになってもヨレ方が汚くない!
本当に名品です。買ってください。
⑧キャンメイク/マシュマロフィニッシュパウダー
商品名 |
マシュマロフィニッシュパウダー |
ブランド名 |
キャンメイク |
SPF |
50 |
PA |
+++ |
容量 |
10g |
参考価格 |
1034円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
2000~2005年生まれの人は全員使ったことがある(であろう)名品マシュマロフィニッシュパウダー、実はSPF50なんです!
こちらのパウダー単品でももちろん良いのですが、私がオススメしたいのは⑧で紹介したマスクフィットトーンアップクリームとのダブル使いです。
クリームを塗った後このパウダーを叩くと「あれ?私ってもしかしてお人形さん?」って錯覚するくらいの綺麗な陶器肌が出来上がります。しかも中々崩れません。
1度試してみてください!
⑨TIRTIR/マスクフィットクッション
商品名 |
マスクフィットクッション |
ブランド名 |
TIRTIR |
SPF |
50+ |
PA |
+++ |
容量 |
18g |
参考価格 |
2970円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
首筋の日焼け止めの塗り直しって手汚れるの嫌だしスプレータイプだと心許ないし悩みますよね。そんな時にこちらのクッションタイプのTIRTIRの日焼け止めをオススメします!
パフが大きいので一度に広範囲に手を汚さず塗ることができ、さらに鏡付きなので塗り残しの確認までできちゃいます!買って後悔しないと思います。
⑩ビオレ/ビオレUV アスリズム スキンプロテクトエッセンス
商品名 |
ビオレUV アスリズム スキンプロテクトエッセンス |
ブランド名 |
ビオレ |
SPF |
50+ |
PA |
++++ |
容量 |
70g |
参考価格 |
1800円(税込) |
【使い心地の筆者感想】
塗り心地が軽いのに全く焼けない魔法のような日焼け止めです。
しかも全然落ちない!腕や脚に塗る用の日焼け止め難民の方、本当にオススメです!
番外編:日焼け対策に使える「フェースカバー」「長袖」を紹介!
日焼け止め単体では完全に紫外線を遮断することはできず、長時間の屋外活動や強い日差しの下では保護しきれない場合もあるようです。
日焼け予防には、長袖の着用、帽子やサングラスの使用など、複数の対策を組み合わせることが重要です!
私も日差しがある日には、長袖やフェイスカバーなども着用していますが、それにより肌をより効果的に紫外線から肌を守ることにつながっていると感じます。
ここからは番外編として、私が普段のラウンドで使用している日焼け対策グッズを紹介したいと思います。
①ヤケーヌソウクール 517
多少見た目がダサくなっても絶対に焼けたくない!という方におすすめのフェイスカバーです。
見ての通りほぼ顔が隠れるので焼ける心配なくプレーに集中できます!
②エアリズムUVカットメッシュパーカー
10年ゴルフしてきて辿り着いた「焼けにくい&涼しいを実現した服」がこちら、ユニクロ「エアリズムUVカットメッシュパーカー」です!
正直、半袖1枚よりもこれを着た方が体感涼しいです。①のフェイスカバーと同じく、日焼け対策を重視したい方にはオススメです!
その他にもゴルフ中に役立つ日焼け・紫外線対策のアイテムもありますので、詳しく知りたい人は次の記事もチェックしてみて下さい!
コチラもチェック!「ゴルフの日焼け対策におすすめのグッズ8選!年間180回以上ラウンドするプロが解説」
日焼け止めの正しい塗り方:塗るタイミング・塗り直しは?
日焼け止めを塗る時には、塗るタイミングに気を配ることが重要です。
お出かけ直前に日焼け止めを塗っている方も多いのではないでしょうか?しかし、ユースキン製薬の「肌育研究所」によれば、出かける直前に塗っても肌に日焼け止めがなじみきっていないため、洋服などがこすれて日焼け止めが落ちやすくなり、効果を得られない可能性もあるとのことです。
塗るタイミングや塗り直しのポイントは下記の通り。
- メイクをする場合は、朝のスキンケア時に日焼け止めを塗っておくのがおすすめ。また、上からファンデーションを塗る場合には、少し時間を置いてから塗る。
- ゴルフ中は汗などもかくため、日焼け止めをこまめに塗り直すことが大切。塗り直す際は、一度汗や肌の汚れを軽く拭いてから塗り直す。
- 手で塗り直すのが手間だと感じる場合は、スティックタイプやスプレータイプの日焼け止めなどで塗り直すのがおすすめ。
顔に日焼け止めを塗る際の注意点
個人的には1番焼けたくない「顔」の日焼け止めの塗り方についてもご紹介。
「肌育研究所」によれば、「顔の5つの場所(両頬・おでこ・鼻・あご)」に日焼け止めを置いてから、顔の真ん中から外側に向かってのばしていくと、ムラなく塗れておすすめなんだそうです!また1回だけでなく重ねてぬることで、効果が持続するとのことです。
ご紹介した「5つの場所(両頬・おでこ・鼻・あご)」は、汗などで日焼け止めが流れやすい場所でもあるので、丁寧にぬることをおすすめします。塗り忘れしやすい耳や髪の生え際などにもまんべんなく塗ってくださいね。
日焼け止めの使用期限~昨年のモノを使っても良いのか?
日焼け止めって1年で使い切れないことが多いですよね。余ってしまった日焼け止めは次の年に使っても問題ないのでしょうか。
日本化粧品工業会HPによれば、
「医薬品医療機器等法(旧題名:薬事法)では、製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はないとされています。」
日本化粧品工業会HP
と解説しており、明確な使用期限は定められていない日焼け止め製品も多いようです。
ただし、以下の点に注意してください。
- 保存状況:日焼け止めは高温や直射日光を避け、涼しい場所に保管することが推奨されています。また、キャップをしっかり閉めておくことも重要です。正しい保存方法に従っていない場合、日焼け止めの効果が低下する可能性があります。
- 変質の確認:使用する前に、日焼け止めの色、匂いを確認してください。変質している場合は、使用するのは辞めましょう。
これらの理由から、使用期限や保存状態を考慮し、外観や効果に異常がない場合は去年の日焼け止めでも使用することは可能です。
ただ、日焼け止めは年々進化しているので、新しいものに挑戦してみることもおすすめです。
指標や自分の肌の調子を考慮して、お気に入りの日焼け止めを見つけよう
今回の記事で、日焼け止めのタイプや種類、そして筆者おすすめの製品について紹介しました。
「SPF」や「UV」などの指標をもとにシーンにあった日焼け止めを選びつつ、自分のお肌の調子を見ながら適切な日焼け止めを見つけてくださいね!
日焼け対策で快適にゴルフライフを楽しんでください!