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ゴルフクラブ

10.30 2024

ゴルフクラブの種類を分かりやすく解説!おすすめの選び方や飛距離目安

Writer:
golmicio編集部

※記事中の商品紹介は、販売主の提供情報等を元に作成されており、また購入商品の売上の一部が販売主からgolmicioに還元されます。

「ゴルフクラブにはどんな種類がある?」

「種類によってどんな違いがあるの?」

「最低限そろえるならどのクラブを選べばいい?」

結論、ゴルフクラブには全6種類あります。

種類ごとに使うタイミングが異なり、ラウンドでは合計14本まで持ち運びが可能です。

ただ、最低限必要なゴルフクラブは6本で、初心者は上達に合わせてその他のクラブを買い足していくのがベストです。

クラブ選びによっては、スコアにも影響を与えかねないので本記事で組み合わせや使用場面などの基礎知識を身につけていきましょう。

本記事を読めば、初心者でも使いやすいゴルフクラブを無駄なく揃えられます

すぐにでも、全6種類のゴルフクラブを知りたい方は、以下から確認してみてください。

≫【全6種】ゴルフクラブの種類一覧

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ラウンドする時のゴルフクラブの本数は14本まで

ゴルフクラブの写真

ゴルフ場におけるルールでは、ラウンドする時のゴルフクラブの本数は14本までとされています。

14本を超えなければ、キャディバックに何本入っていても問題ありません。

以下は、ラウンドで使用するゴルフクラブのセッティングの例です。

  • ドライバー:1本
  • フェアウェイウッド:1本
  • ユーティリティ:2本
  • アイアン:6本
  • ウェッジ:3本
  • パター:1本

セッティング方法にルールはなく、ゴルフの上達具合や得意・不得意、好みによって自由に組み合わせ可能です。

しかし、初心者のうちは14本揃える必要はありません。

最初は6~7本のクラブを揃え、ラウンドや練習で使ってみましょう。

【全6種】ゴルフクラブの種類一覧

ゴルフクラブの種類は全6種です。

  • ドライバー
  • フェアウェイウッド
  • ユーティリティ
  • アイアン
  • ウェッジ
  • パター

特徴を把握すれば、それぞれのクラブがなぜ必要なのか理解しやすくなりますよ。

ドライバー

各ホールの1打目に使用するクラブ「ドライバー」です。

第1打目に使うため、「1番ウッド(1W)」と呼ばれることもあります。ゴルフクラブの中で最も長く、先端のヘッドが大きいことが特徴です。

平らなフィールドで、ティー(地面に刺してボールを乗せる道具)に乗せたボールをできるだけ遠くまで打つために使用します。

ドライバーは他のクラブよりも遠くに飛ばせるため、最も飛距離を出したい1打目に使用し、2打目からは距離に合わせて別のゴルフクラブを使用しましょう。

なお、初心者がドライバーを選ぶ時は、ヘッドが大きく、柄(シャフト)が長すぎないものを選ぶことをおすすめします。

フェアウェイウッド

フェアウェイで使用するゴルフクラブ「フェアウェイウッド(FW)」です。

フェアウェイとは、グリーンまでの芝が短く刈り込まれたエリアのことを指します。芝でも打ちやすい設計となっており、芝の上では最も飛距離が出るゴルフクラブです。

見た目はドライバーに似ていますが、ドライバーよりもやや長さが短く、ヘッドも小さめ。

フェアウェイウッドには2番~11番までの「番手」と呼ばれる番号が割り振られており、番号が小さいほど飛距離が出ます。

一般的に使用されているのは3番、5番、7番です。

上級者になると複数本持ち歩いて、状況に応じて使い分けをします。初心者が使うなら、ボールが上がりやすく飛距離を出しやすい5番がおすすめ。

例えば、初心者なら打感が良く飛距離が出やすいと評判の、キャロウェイ「EPIC SPEED フェアウェイウッド」を選ぶと良いでしょう。

上達して

「今あるクラブだけでは物足りない」

と感じるようになったら、買い足しを検討しましょう。

ユーティリティ

フェアウェイウッドと次に紹介するアイアンの間に位置するのが「ユーティリティ(UT)」です。

長距離に用いるロングアイアン(1~4番)の代わりとして使用されます。

ロングアイアンはヘッドが小さく柄(シャフト)が長いため、ボールに当てるのが難しいクラブ。

一方で、ユーティリティはシャフトが短く、初心者にも扱いやすいのが特徴です。

ゴルフに不慣れでも、距離や方向を打ち分けやすい構造となっています。

なお、形状には「ウッド型」と「アイアン型」の2種類があります。

  • ウッド型:ヘッドが大きくミスに強い
  • アイアン型:スピンがかかった強い弾道が打ちやすい

初心者は、ボールを当てやすくミスにも強い「ウッド型」がおすすめです。

ウッド型を選ぶなら、真っ直ぐ良く飛ぶと人気のブリヂストン「B1 HY ユーティリティ」を選ぶと良いでしょう。

アイアン

飛距離や方向を細かく打ち分ける役割があるのが「アイアン(Iron)」です。

特徴は、主に鉄でできた平たい形のヘッド。1~9番までの番手があり、番号が小さいほど飛距離が出ます。

番手別に、以下のように呼ぶこともあります。

  • 1~3番:ロングアイアン
  • 4~6番:ミドルアイアン
  • 7~9番:ショートアイアン

番手間の飛距離の差は、10ヤード(9.144m)程度です。

状況に応じて打ち分けるために複数本持っていくことが多く、ラウンド中に最も使用頻度が高いクラブといえます。

初心者なら2本程度持っておくと、距離や状況に適したプレーがしやすいでしょう。

初めの1本に迷うなら、7番アイアンでミスヒットをカバーしてくれるピン「G430 アイアン」がおすすめです。

ウェッジ

100ヤード(91.44m)以内の短い距離で活躍するのが「ウェッジ」です。

見た目はアイアンに似ていますが、アイアンよりも短く、丸みのあるヘッドが特徴です。

ウェッジには以下の4種類があります。

  1. ピッチングウェッジ(PW):グリーン周りからピンまで寄せる際に使用
  2. アプローチウェッジ(AW):PWよりも短い距離を打ち分けたい時に使用
  3. サンドウェッジ(SW):バンカーで使用
  4. ロブウェッジ(LW):高くボールを打ち上げる「ロブショット」で使用

このようにシーンで使い分けるため、複数本必要になるのがウェッジの特徴です。

初心者なら、ピッチングウェッジとサンドウェッジの2本があればプレーには困らないでしょう。

ピッチングウェッジなら安定性に評判のあるキャロウェイ「MACK DADDY CB ウェッジ」、サンドウェッジならバンカーから脱出できると評判のキャロウェイ「SURE OUT 2」がおすすめです。

パター

テーラーメイド「TPコレクション ハイドロブラスト ソト」

ボールを転がすことに特化しており、グリーン上でカップを狙う際に使用するのが「パター(PT)」です。

形状や素材が豊富で、重さや長さも様々。他のクラブのようにボールを打ち上げず、優しく当てて転がす使い方をします。

パターは大きく分けて、以下4つの種類があります。

  1. ピン型:面長のヘッドで真っすぐ打ちやすい
  2. マレット型:大きなヘッドでミスに強い
  3. ネオマレット型:四角いヘッドで狙いを定めやすい
  4. L字型:L字のヘッドでコントロールが効きやすい

初心者には「ピン型」もしくは「マレット型」がおすすめ。

ピン型は細かいコントロールをしやすく、不慣れでも目標の方向に真っすぐ打ち出せます。

マレット型はヘッドが大きく重めなので、軽く打ってもヘッドの重さでボールが前に進みます。

どのパターが使いやすいかは人によって異なるため、実際にショップで試打してみるのがいいでしょう。

デザインもオーソドックスなものから個性的なものまで幅広く、好みに合わせて選ぶのも楽しいですね。

なお、ショップで試打するのが難しい方は、安定性があり高級感あるデザインのテーラーメイド「TPコレクション ハイドロブラスト ソト」がおすすめです。

【飛距離で使い分け】ゴルフクラブの種類別の用途

ゴルフクラブは種類や番手によって飛距離が異なります。

ゴルフクラブ別の飛距離と用途を以下にまとめました。

クラブの種類 番手 飛距離(ヤード/m) 用途
ドライバー 1W ・男性220y/201.2m
・女性160y/146.3m
・各ホールの1打目
・遠くに飛ばす
フェアウェイウッド 3W ・男性210y/192.0m
・女性150y/137.2m
・2打目以降
・飛距離別に番手が分かれる
・距離に応じて複数本を使い分ける
5W ・男性200y/182.9m
・女性140y/128.0m
7W ・男性190y/173.7m
・女性130y/118.9m
ユーティリティ 3U ・男性190y/173.7m
・女性135y/123.4m
・2打目以降
・フェアウェイウッドとアイアンの中間距離の打ち分けに使う
・打ちやすく初心者向き
4U ・男性180y/164.6m
・女性150y/137.2m
5U ・男性170y/155.4m
・女性120y/109.7m
6U ・男性160y/146.3m
・女性110y/100.6m
アイアン 2I ・男性195y/178.3m
・女性135y/123.4m
・2打目以降
・狙った方向・距離に打つ
・飛距離別に番手が分かれる
・距離に応じて複数本を使い分ける
3I ・男性180y/164.6m
・女性125y/114.3m
4I ・男性170y/155.4m
・女性120y/109.7m
5I ・男性160y/146.3m
・女性110y/100.6m
6I ・男性150y/137.2m
・女性100y/91.4m
7I ・男性140y/128.0m
・女性90y/82.3m
8I ・男性130y/118.9m
・女性80y/73.1m
9I ・男性120y/109.7m
・女性70y/64.0m
ウェッジ PW ・男性110y/100.6m
・女性60y/54.9m
・短い距離(100ヤード以内)で使う
・PW/SW/AW/LWの4種類あり、グリーン周りやバンカーなどのシーンで使い分ける
AW ・男性100y/91.4m
・女性50y/45.7m
SW ・男性90y/82.3m
・女性40y/36.6m
LW ・男性70y/64.0m
・女性45y/41.1m
パター PT ・グリーン上、カップ付近で打つ
・狙った方向に正確に転がす

※「飛距離/m」小数点第二位四捨五入

ゴルフのラウンドでは、1打目にドライバーで距離を稼ぎ、状況に応じてフェアウェイウッドやアイアンなどを使い分けます

グリーンが近づいてきたらウェッジで微調整し、グリーンに上がったらパターでカップを狙いましょう。

なお、上記表で記載しているヤード(飛距離/m)は平均的な参考値です。

飛距離は以下5つの要因によって大きく異なります。

  1. 使用するクラブの違い
  2. ヘッドスピードの速さ
  3. ジャストミートする確率
  4. ゴルフの上達度
  5. 体力

自分の飛距離を知りたい場合は、ヤード表示板がある打ちっぱなしなどの屋外練習場や、飛距離計測器のある屋内練習場で調べられます。

初心者のうちは平均値の飛距離を参考にしながらクラブを使い分け、慣れてきたら自分の飛距離に合わせて使うようにしましょう。

最低限揃えておきたいゴルフクラブの種類は6本

最低限揃えておきたい6種類のゴルフクラブと使うタイミングは、下表の通りです。

ドライバー 各ホールの1打目
7番アイアン 2打目からグリーンの手前まで
9番アイアン コース中央・グリーン手前まで
ピッチングウェッジ(PW) グリーンにボールを乗せる時
サンドウェッジ(SW) バンカーから脱出する時
パター グリーンの上からカップを狙う時

7番アイアン9番アイアンは2打目から使うことが多く、コース中央・グリーンの手前までの間で使用します。

7番アイアンと9番アイアンの違いは、飛距離の長さ。

7番アイアンの方が9番アイアンよりも飛距離が長いので、コースの残り距離や状況に応じて使い分けましょう。

中でも7番アイアンはクラブの長さや重さ・形状のバランスが整っており、ゴルフ初心者でも打ちやすく飛距離を出しやすいのが特徴です。

ラウンドにおいて最も活躍するクラブともいえるでしょう。

しかし、ゴルフが上達してくると、この6本では物足りなさを感じてくると思います。

その時は、足りないと感じた飛距離を補うクラブを買い足しましょう

ゴルフに慣れてくれば、自分に合うクラブ選びがしやすくなります。

初心者のうちにすべて揃えてしまうと後から買い替えが必要になってしまうこともあるので、まずは最低限揃えて、必要に応じて買い増していくのがおすすめです。

ゴルフクラブの組み合わせのポイント2選

女性がゴルフクラブを選んでいる写真

ゴルフクラブの組み合わせのポイントは以下2つです。

  1. クラブ間の飛距離の差が階段状になっているか
  2. すべてのクラブが違和感のない振り心地か

少ない本数でも、最適な組み合わせができればどんなシチュエーションにも対応しやすくなりますよ。

クラブ間の飛距離の差が階段状になっているか

ゴルフクラブは、種類や商品によって飛距離が異なります。

ラウンドに最適な組み合わせとは、飛距離の差がバランスよく「階段状」になっている組み合わせです。

飛距離の差を階段状にする理由は以下2つ。

  1. 距離の打ち分けがしやすくなる
  2. シーンに応じて適切なゴルフクラブ選びがしやすくなる

例えば、前項で紹介した「最低限揃える6本」の組み合わせだと、飛距離は以下のようなバランスになります。

ドライバー 220y/201.2m
7番アイアン 140y/128.0m
9番アイアン 120y/109.7m
ピッチングウェッジ(PW) 110y/100.6m
サンドウェッジ(SW) 90y/82.3m
パター

7番アイアンからサンドウェッジまで、10~20ヤード(9.1m〜18.3m)間隔でバランスよく組み合わせられていることがわかります。

ドライバーと7番アイアンの飛距離に差があるため、ゴルフに慣れてきたらその間を埋めるようなフェアウェイウッドやユーティリティを買い足すといいでしょう。

すべてのクラブが違和感のない振り心地か

ゴルフクラブを組み合わせる時は、種類が異なるクラブに持ち替えた時に

「違和感なく同じように振れる」

ことが大切です。

違和感のない振り心地のクラブで揃えると、以下3つのメリットがあります。

  1. ショットが安定する
  2. 距離や方向性がよくなる
  3. スコアがアップしやすくなる

逆に、別のクラブに持ち替えた時に違和感を感じるとショットにブレが起きやすくなり、安定したプレーができなくなります。

組み合わせる際は「どのクラブを振っても同じ感覚か」をチェックしましょう。

なお、ゴルフクラブの振り心地は、長さと重さで変わります。

一般的にドライバーが一番長く、軽量。

次にフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジの順で短くなり重くなります。

ゴルフクラブを組み合わせる際は、長さと重さのバランスがすべて同じになるように意識すると、

「どのクラブを使っても同じ感覚で打てる」

という状態になります。

しかし初心者の場合、クラブ間のバランスを整えるのは難しいでしょう。

ゴルフ専門店やスポーツショップで相談しながら揃えることもできますが、手間を減らしたいと考えるなら「ゴルフクラブセット」が最適です。

必要なゴルフクラブが最適なバランスでセットになって販売されているので、組み合わせのバランスを考える必要がありません。

初心者には以下のゴルフクラブセットがおすすめです。

性別 男性向け 女性向け
メーカー Callaway Golf(キャロウェイゴルフ)
商品名 ウォーバード パッケージセット ソレイル パッケージセット
セット内容 ・クラブ10本

・キャディーバッグ

・専用ヘッドカバー
・クラブ8本

・キャディーバッグ

・専用ヘッドカバー
クラブの種類 ・ドライバー

・フェアウェイウッド5番

・アイアン(5~9番)

・ウェッジ(PW/SW)

・パター
・ドライバー

・フェアウェイウッド5番

・ユーティリティ6番

・アイアン(7番/9番)

・ウェッジ(PW/SW)

・パター
価格 99,000円(税込) 84,700円(税込)

どちらもラウンドに必要なクラブとキャディーバッグが10万円以下で揃います。

ゴルフに不慣れな人でも扱いやすい重さ・長さのクラブの組み合わせなので、

「ゴルフクラブに触るのも初めて」

という方でも楽しく練習できますよ。

【初心者向け】ゴルフクラブを選ぶ3つのコツ

チェックを表す画像

初心者がゴルフクラブを選ぶコツは以下3つです。

  1. 初心者でも扱いやすいゴルフクラブを選ぶ
  2. 予算で選ぶ
  3. ゴルフクラブセットを選ぶ

コツを抑えれば、ゴルフの知識がなくても自分に合ったクラブ選びがしやすくなりますよ。

初心者でも扱いやすいゴルフクラブを選ぶ

ゴルフクラブは、初心者でも扱いやすいものを選びましょう。

ドライバー ・ヘッドの傾きが大きめ

・ヘッドの体積が大きめ
フェアウェイウッド ・ヘッドの傾きが大きめ

・ヘッドの体積が大きめ

・ドライバーより重め
ユーティリティ ・柄が重めのスチール型

・ヘッドが大きいウッド型
アイアン ・スイートエリアが広め

・ソールの幅が広め
ウェッジ ・ソールの幅が広め

・アイアンと同じシリーズにする
パター ・ボールがスムーズに転がるか

・長さが自分に合うか

スイングが安定しない初心者のうちは「ボールの上がりやすさ」「当てやすさ」「ミスのカバーしやすさ」で選ことがポイントです。

種類別の選び方を詳しく解説します。

ドライバーの選び方

初心者がドライバーを選ぶ時のポイントは以下2つです。

  1. ヘッドの傾き(ロフト角)が大きめ
  2. ヘッドの体積が大きめ

ヘッドの傾きのことを「ロフト角」と呼び、同じドライバーでもクラブによってロフト角に違いがあります。

ロフト角はクラブを地面に着けた時、ヘッドの平たい面(フェース)の角度によって大きい・小さいを判断します。

  • フェースが垂直に近い=ロフト角が小さい
  • フェースが地面方向に近い(斜めになっている)=ロフト角が大きい

一般的に、ロフト角は小さめの方が飛距離を出しやすいと言われています。

しかし、初心者の場合はヘッドスピードが遅いため、ロフト角が小さいとボールがうまく上がりません。

上がらなかったボールはすぐに地面に落ち、飛距離が伸びずに終わってしまいます。

そのため、初心者はボールが上がりやすい「ロフト角が大きめ」を選ぶのがポイントです。

ロフト角は男性なら10.5度以上、女性なら13度以上を目安にするといいでしょう。

さらに、ボールが当たるヘッドの体積も大きめのものを選ぶのがおすすめです。

ヘッドの体積が大きければ芯(スイートエリア)が広くなります。

スイングの際に多少芯を外してしまってもボールが真っすぐ飛んでくれるので、ストレスなくゴルフを楽しめるでしょう。

フェアウェイウッドの選び方

初心者がフェアウェイウッドを選ぶ時のポイントは以下3つです。

  1. ヘッドの傾き(ロフト角)が大きめ
  2. ヘッドの体積が大きめ
  3. ドライバーより重め

フェアウェイウッドは地面からボールを高く上げて飛距離を出すクラブです。

ドライバーと同様に「ロフト角は大きめ」で「ヘッドの体積も大きめ」を選びましょう。

なお、ロフト角は番手によって異なります。

  • 3番:15度前後
  • 5番:18度前後
  • 7番:20度前後

初心者にはロフト角が大きい5番、7番が適しています。

7番の代わりにロフトが21~24度程度のユーティリティを組み合わせるのもおすすめです。

また、フェアウェイウッドはドライバーよりも長さが短いため、振り心地を揃えるためにもドライバーより重めのものを選びましょう。

ドライバーから持ち替えた時の違和感がなく、安定したスイングができるようになりますよ。

ユーティリティの選び方

初心者がユーティリティを選ぶ時のポイントは以下2つです。

  1. 柄(シャフト)が重めのスチール型
  2. ヘッドが大きいウッド型

ユーティリティのシャフトには、「スチール」と「カーボン」の2種類の素材があります。

  • スチール:重みがあり操作性が良い
  • カーボン:軽めでよく飛ぶ

スチール型のシャフトは重みがあるため、初心者でもスイングがブレにくく安定しやすいという特徴があります。

ただし、すでに持っているアイアンがカーボン型である場合は、持ち替えた際に違和感がないようカーボン型で揃えるのがおすすめです。

また、ユーティリティには「ウッド型」と「アイアン型」があります。

  • ウッド型:ヘッドが大きくミスに強い
  • アイアン型:スピンがかかった強い弾道が打ちやすい

ゴルフに不慣れなうちは、ミスをカバーしてくれるウッド型が最適です。

アイアンの選び方

初心者がアイアンを選ぶ時のポイントは、以下2つです。

  1. 芯(スイートエリア)が広め
  2. ソール(底)の幅が広め

アイアンはヘッドの形状によって3種類に分かれます。

  1. マッスルバック:ヘッドが細く、スイートエリアが狭め
  2. 中空:中が空洞になっていて、スイートエリアはやや広め
  3. キャビティ:ヘッドの外側(フェースの裏)が窪んでいて、スイートエリアが広め

初心者におすすめなのは、スイートエリアが広い「キャビティ」です。

キャビティは地面と接するソール(底)の部分も広くなっており、手前の地面を叩いてしまってもソールが滑ってカバーしてくれます。

ボールも上がりやすく、初心者にも扱いやすいクラブです。

なおアイアンは番手が多く、組み合わせ方に迷う方も多いかもしれません。

5~6本のアイアンがセットになった「アイアンセット」も販売されているので、迷った時はセットで購入するのもいいでしょう。

初心者が買うなら、ブリヂストンの「TOUR B 202CBP」がおすすめ。

メーカー ブリヂストン
商品名 TOUR B 202CBP
セット内容 ・アイアン(5~9番)

・ウェッジ(PW)
ヘッド形状 キャビティ
価格 55,800円(税込)

アイアンの5〜9番とピッチングウェッジ(PW)の6本が入ったセットです。

軽量タイプなので、初心者や体力に自信のない方でも振りやすいのが魅力。5万円代と低価格なのもうれしいポイントです。

ウェッジの選び方

初心者がウェッジを選ぶ時のポイントは以下2つです。

  1. ソールの幅が広め
  2. アイアンと同じシリーズにする

ウェッジにはPW・AW・SW・LWの4種類がありますが、初心者はPWとSWの2種類があれば十分です。

  • ピッチングウェッジ(PW):グリーン周りからピンまで寄せる際に使用
  • サンドウェッジ(SW):バンカーで使用

アイアン同様、ソール(底)が広めのものを選ぶとスイングが多少ブレても失敗をカバーできます。

「アイアンセット」を購入した場合は、PWもセットに含まれています。

SWを追加で購入する際は、PWやアイアンとの振り心地に差が出にくいよう、同じメーカーのシリーズで揃えるといいでしょう。

パターの選び方

初心者がパターを選ぶ時のポイントは以下2つです。

  1. ボールがスムーズに転がるか
  2. 長さが自分に合うか

パターは素材やヘッドの形・長さ・重さなどのバリエーションが多く、初心者には選びづらいと感じるかもしれません。

できれば実際に手に持って、長さや重さが自分に合うかをチェックしましょう。

ヘッドは重めの方がコントロールしやすく、ボールを真っすぐ転がせます。

ボールを打った時に「スムーズに転がる」と感じるパターを選ぶのがおすすめです。

予算で選ぶ

ゴルフクラブを買う前に、予算を決めておくのも大切です。

ゴルフクラブの相場は以下のとおりです。

ドライバー 5~7万円
フェアウェイウッド 3~5万円
ユーティリティ 2~4万円
アイアン 3~8万円
ウェッジ 1~3万円
パター 1~5万円

なお、ブランドや素材によって価格は変わります。

初心者のうちは低価格帯のクラブで最低限の本数を揃え、上達してきたら自分に合ったお気に入りのクラブに買い替えるのもいいでしょう。

ゴルフクラブセットを選ぶ

「組み合わせを考えるのが大変」

「できるだけ安く揃えたい」

という方におすすめなのが、ゴルフクラブセット

ゴルフクラブセットには、11~14本のクラブにキャディバッグとヘッドカバーが付属しています。

購入したその日からラウンドに出られる手軽さが魅力です。

クラブは最適なバランスで組み合わせてあるので、飛距離や振り心地のバランスに悩む必要もありません

価格も8~10万円と低価格で、安ければ3万円程度で購入することも可能。

「ゴルフは付き合いだけ」

という方でも気軽に購入できます。

クラブのコストを抑えられた分、ウェアやシューズにお金をかけるのもいいですね。

≫初心者レディース向けゴルフクラブおすすめ10選【人気で安いもの有】

まとめ|自分に合ったクラブを揃えてゴルフを楽しもう!

ゴルフクラブには幅広い種類がありますが、ポイントを押さえれば初心者でも自分に合ったクラブを簡単に見つけられます。

ゴルフクラブには飛距離の出やすいものや性能の良いものなど様々な種類が販売されていますが、初心者のうちは扱いやすさを重視して選ぶのがおすすめです。

「クラブを選ぶのが大変」

という方は、初心者向けのゴルフクラブセットで揃えるのもいいでしょう。

自分に合ったクラブなら、スイングが安定しないうちでもしっかりと飛ばせて、ラウンドも練習も楽しくなりますよ。

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ゴルフクラブの種類についてよくあるQ&A

ゴルフクラブの種類についてよくある質問をまとめました。

Q.ゴルフクラブの種類の見分け方を教えてください。

A.ゴルフクラブの種類は、形や印字された数字・アルファベットで見分けられます。

  • ドライバー:クラブの中で一番長い
  • フェアウェイウッド:ドライバーよりもやや長さが短く、ヘッドも小さめ
  • ユーティリティ:フェアウェイウッドよりヘッドが小さめ
  • アイアン:ヘッドが鉄製で、番手が刻印されている
  • ウェッジ:「P」「S」「L」「A」と刻印されている
  • パター:他のクラブと異なり、特徴的な形をしている

なお、ゴルフクラブは、キャディバックに整理して収納します。

基本的な入れ方は、長さや種類ごとに上段から下段、左から右へとZ字を描くように入れていく方法です。

飛距離順に並べて収納すれば、ラウンド中でもすぐに必要なクラブを取り出せますよ。

Q.ゴルフクラブの「S」や「P」とは何ですか?いつ使うものですか?

A.ゴルフクラブの「S」は「サンドウェッジ(SW)」、「P」は「ピッチングウェッジ(PW)」のことを指します。

  • サンドウェッジ(SW):バンカーで使用
  • ピッチングウェッジ(PW):グリーン周りからピンまで寄せる際に使用

ウェッジにはその他、「アプローチウェッジ(AW)」「ロブウェッジ(LW)」があり、100ヤード以下の短い距離を打つ時に使用します。

Q.ゴルフクラブにはどんなメーカーがありますか?

A.ゴルフクラブで有名なのは、以下3つのメーカーです。

  1. BRIDGESTONE(ブリヂストン):国内の人気メーカーで、高性能で手頃な価格が魅力。
  2. Callaway Golf(キャロウェイゴルフ):アメリカの代表的ゴルフメーカーで、飛距離性能に優れたクラブが多い。
  3. TaylorMade Golf(テーラーメイドゴルフ):スタイリッシュなデザインが特徴。

ゴルフを始めたばかりの方には、初心者でも扱いやすいゴルフクラブやゴルフクラブセットを豊富に販売しているキャロウェイゴルフがおすすめです。

Q.初心者が練習で使うなら、どのゴルフクラブがいいですか?

A.初心者が練習で使うなら、7番アイアンがおすすめです。

7番アイアンはすべてのクラブの中で中間の長さに位置しています。

7番アイアンの使い方に慣れれば、それよりも短いクラブも長いクラブも打ちやすくなり、応用を効かせやすくなります。

「練習してからゴルフクラブを揃えたい」

「とりあえず練習用に1本購入したい」

と考えるなら、7番アイアンを購入するのがいいでしょう。

執筆者 golmicio編集部

golmicio(ゴルミーチョ)編集部員が「ゴルフを身近に。ゴルフを日常に。」をコンセプトに、ゴルフ初心者やエンジョイゴルファーが抱えるさまざまな悩みを解消できるような情報をお届けします。